スナップ・フォト
2007年会場
駒場エミナース

臨床歯科を語る会は全国のスタディーグループや臨床を真面目に考える先生方の集まりです。2007年度も駒場エミナースというホテルとホールをほぼ貸し切りにして開催されました。新人から大ベテランの先生まで、ほとんどの参加者がこのホテルに泊まり込み、アットホームな雰囲気で夜遅くまで、時に熱く、時に穏やかに、時には酒を酌み交わしながら臨床の話や日頃の悩みを話しあいます。会員数300名という大所帯でこんなざっくばらんな会が他にあるでしょうか? それがわれわれ会員の誇りです。

前夜祭
金曜日の晩、三々五々各地から会員が集まり前夜祭が行われます。1年ぶりの再会に若手とベテラン、技工士と歯科医師、それぞれのスタディーグループの垣根を越え話がはずみます。最初は立食のパーティー形式、場所を座敷に移して各地方の先生方が持ち寄った自慢の酒を吟味しながら夜遅くまで話は尽きません。


1日目
須貝実行委員長のご挨拶。
実行委員長がこの会を「家」と表現されていました。この会にかける実行委員長の思いが伝わる、ご挨拶に身が引き締まる思いがしました。須貝先生を中心に実行委員が準備してきた、手作りのこの会が滞り無く進行するように、また活発な質疑応答がされることを期待する瞬間です。



新人発表
若手の先生に大舞台での発表の機会を与える臨床歯科を語る会ならではの企画です。決められた時間、決められたショット数で自分の臨床を相手にわかりやすくまとめていくことは大変勉強になることです。今年の司会は救歯会の法花堂先生にお願いしました。各発表者はあこがれの先生にコメントをいただけるように指名しておきます。ここで発表した経験をステップに臨床家として大きく羽ばたくことを期待しています。
・座長 法花堂先生


・牧先生(包括歯科医療研究会)


・宮園先生(秀士会)


・篠田先生(救歯会)


・加藤先生(新潟月穂の会)


・加藤先生(NDの会)
・全体


・コメント永田先生(KDMプレミアム)


・コメント松島先生(救歯会)


・コメント松井先生(火曜会)


・コメント千葉先生(火曜会)


・コメント黒田先生(救歯会)

全体会「歯科用CTの臨床応用」 新井嘉則先生(松本歯科大学教授)
1日目の全体会は松本歯科大学教授 新井嘉則先生による「歯科用CTの臨床応用」です。座長は救歯会の服部先生と火曜会の鷹岡先生でした。歯科用CTによりインプラント埋入時の診査だけでなく歯内療法の予後の確認などにも多くの情報が得られる事が再確認出来ました。火曜会の千葉先生がデンタルX-Pによる診断で日頃おっしゃっていた骨の硬化像も明確に確認出来ました。今後20年の進歩が新井先生の頭にあるとの事で、導入には進化する性能と価格の折り合いが難しい判断となりそうです。ちなみに服部先生と新井先生は大学の同級生でした。
・新井先生


・質問 北川原先生
・座長

ランチョンミーティング
お昼は弁当を食べながら先生方の臨床以外の話を聴く時間です。今年は北川原先生に金子先生を慕い続けられた長い歴史を「傾向と対策」という形で楽しくお話をしていただきました。