分科会
午後は3つの分科会が企画され、事前に登録した興味のあるテーマの部屋に分かれてディスカッションしました。
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1.「GPとしての咬合育成」 担当 楡井先生(NDの会) 山口先生(KDM) |
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2.「歯周組織を回復させるための手法」 担当 熊谷先生(包括歯科医療研究会) 壬生先生(救歯会) |
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3.「インプラントを支台にしたパーシャルデンチャーの問題点」 座長 鷹岡先生(火曜会) 松田先生(KDM) |
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テーブルクリニック
一日目の最後はテーブルクリニックです。発表する先生が臨床のコツやツボ、秘伝のテクニックなどを教えてくれる若手への教育的番組です。聞く事が出来なかった番組はDVDでの確認が便利です。
「CT解析ソフトの使い方」
全体会で「歯科用CTの臨床的応用」の講演してくださった新井先生が 「CT解析ソフトの使い方」を懇切丁寧に教えて下さいました。提示されている画像がどの部分で、どうゆうふうに切られているのか、分科会疲れの頭を振り絞ってついていきました。 |
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「データベースの作り方」
牛島先生(KDMプレミアム)が総合司会同様、落ち着いた語り口調でデータベースの作り方をわかり易く教えていただきました。 |
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「歯根破折の早期発見」
依田先生(月穂の会)が文献を中心に、牧野先生(剣の会)が顕微鏡を利用した臨床を、ビデオなどを交えて説明して下さいました。 |
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懇親会
長かった一日がやっとおわりほっと一息、懇親会です。しかし、この懇親会は理解できなかった点、疑問に思った点など発表された先生に聞くチャンスです。また、発表した先生は自分の発表を他の先生方に評価していただく場です。
最初の乾杯は大会名誉会長の金子先生です。このあと、2年越しの全体会発表明日にひかえた下川先生から、臨床歯科に初めて参加されたときの経緯や、当時この会で発表の場をあたえていただいた事に対する思いを感慨深げに述べられました。若手の参加者は諸先輩の、この会への熱い思いを受け継いでいかなければと感じた事でしょう。また、菅野先生、黒田先生からもご挨拶をいただきました。その後、各テーブルではさまざまな話で盛り上がりました。昨年はチョット料理が物足りなかったという声がありましたが、今年はいかがでしたでしょうか? |
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今年から若い二人の有望な先生が実行委員に加わり須貝実行委員長からその紹介がありました。包括歯科医療研究会の野村先生とKDMの山口先生です。きっと新しい息吹を吹き込んでくれる事でしょう。期待したいと思います。 |
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地酒の部屋
2次会は場所を変えてまた座敷です。酒は各地からたくさんの名酒、肴は熊本KDMの先生からの馬刺し、また各地のウニやエビなど名品が差し入れされました。いつも御馳走さまです。調理場では昨年に続き布山先生が包丁を入れ、山口先生とともに刺身にしていきます。余興として「今年は僕が歯医者になった訳」というテーマで「親父の何をみて・・・?」 北川原先生、村井先生はご苦労様でした。 |
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若手の症例相談室
今年から若手の症例相談室が新設されました。包括歯科医療研究会の野村先生が座長となり、新人発表前の情熱あふれる若手の先生とベテランの先生が膝を突き合わせて症例相談を行ないました。時には酒を酌み交わしながらの活発なやりとりに、来年度以降の新人発表が益々、楽しみになりました。 |
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2日目、全体会
2日目の全体会は2年越し、待望の下川先生による講演「咬合治療と顔貌の変化」です。座長は九州歯科大学同窓の須貝実行委員長です。頭頚部付近の解剖の再確認から講演ははじまりました。「従来やってはいけないと言われている事を、あえて行なった」という下川節とともにビデオを中心にくりひろげられる臨床に会場の参加者は驚嘆の溜息とともに引き込まれていきました。スムーズなコンピューター操作の陰には、地酒の部屋を我慢した宮園先生の頑張りがありました。 途中から上着を脱がれての講演に、この会を大事にされている下川先生の心意気が感じられました。 |
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講演後には菅野先生や講演に感銘を受けた先生が集まり記念撮影です。 |
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今年も総合司会をお願いした牛島先生(KDMプレミアム)
弁舌爽やかな司会で臨床歯科を語る会が格調高く進行しました。 |
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臨床歯科を語る会は歯科業界の皆様にも支えられた会です。多くの業者の方に展示をしていただき会場の雰囲気を盛り上げていただきました。GCの皆様には受付や展示、様々な場面でご協力をいただいています。 |
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また、全体会や各分科会の聴講はもとより懇親会にも参加していただいています。懇親会で受ける質問は歯科医より鋭かったりして業界の方々と歯科医の遠慮のない会話がはずむのも臨床歯科を語る会ならではの光景です。 |
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| 事後抄録の編集をお願いしているグノーシス出版の小長谷さん
会の雰囲気や臨場感を事後抄録の紙面に正確に表現するために前夜祭から、最後までいつも参加して下さっています。
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以上で第27回臨床歯科を語る会は終了です。今年参加されなかった先生がたで、ご興味を持たれた先生はこれから編集作業に入る事後抄録で詳細をご確認下さい。実行委員はすでに来年の企画を練っており秋には第一回の実行委員会が行われます。来年も今年以上の企画を考えていきたいと思いますのでより多くの先生がたのご参加をお待ちしております。 |